しじみの学校コラム
2012年10月31日
美保関いん石
2012.10.31 撮影
海辺の景色を撮影したくて、島根半島まで車を走らせました。
ここは、松江市美保関町笹子です。エメラルドグリーンとまで
いきませんが、どうですかこの綺麗な海の色。まるで、南国を
・・・・
いい景色に満足し、車を走らせますと・・・・
どうなっているか、ちょっと寄ってみよう。
20年も前の話ですが、当時は大騒ぎで、幸いにも、怪我人は出なかったと記憶しています。
当日は悪天候で、カミナリが落ちたと思われたようです。翌朝、屋根から床まで大きな穴が
開いていて、床下から石が出てきたのに大変驚かれたようです。当時の評価価格で数億円
だった記憶してます。
いん石は現在、美保関町七類の「メテオプラザ」に展示されています。
カテゴリー:島根県全域
2012年10月30日
珪化木
2012.10.28撮影
私用で島根県の大田市に行きました。
大田市は石見銀山で有名です。
用事を済ませ、帰り際車を走らせていましたら、偶然、久手海岸の標識が
目に止まりました。時間に余裕がありましたので、寄ってみることにしました。
海岸線沿いを走らせていると、見慣れない文字が目に飛び込んできました。
「珪化木」(けいかぼく・ペトリファイドウッド)
何だろうと思い、車から降り、道なりに進むと磯に辿り着きました。
画像の中央に「珪化木」の石碑が、どれがそうなのか分からぬまま、とりあえず、
一枚。
調べてみると、「珪化木」とは、2000万年前の火山噴火物のため、押し流された樹木が埋没して
珪化(形を変えずに化石化)したものだそうです。
大田の久手・波根西海岸周辺は、「珪化木」がたくさん見られ、国の天然記念物にも指定されています。
残念ながら、今回写真に収めることはできませんでしたが、下記のサイトに掲載されております。
http://www.pref.shimane.lg.jp/shizenkankyo/dekakeyou/syouninnkeikaboku.html
また「珪化木」は、アフリカや南米で多く算出され、いいものは鑑賞用に高値で取引されているようです。
ブレスレット、数珠などに加工され、製品化されることが多いようです。
カテゴリー:島根県全域
2012年10月29日
文化祭&人力車
ずいぶん秋らしさが増し、朝晩は冷えてきましたね。
夏の暑さが和らぎ、秋の風を感じる季節になると、各地で
公民館主催の文化祭が開催されます。
私の地区の公民館でも27日28日の両日、文化祭が開かれました。
公民館のサークル活動の展示や様々な飲食物の販売など、賑わいを見せていました。
中でも、目に留まったのは「人力車」
普段は松江城周辺で見る松江の風物詩ですが、週末に公民館に!!
早速娘を乗せていただきました。
コースは、地区内の神社・仏閣めぐり特別コース。
通り先々で昔から言い伝えられているコワ~イお話をしてもらったようです。
人力車の営業をしていらっしゃるのは 出雲之國人力車「粋や」さん。
城下町松江や神話の郷出雲大社周辺を観光案内されています。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
~トップの写真は憧れの人力車に乗ってご満悦の娘とお友達です♪~
出雲之國人力車「粋や」 http://jinrikisya-ikiya.digiweb.jp
カテゴリー:
2012年10月27日
松江ホーランエンヤ伝承館
2012年10月28日に松江城の近くに
「松江ホーランエンヤ伝承館」がオープンします。
ホーランエンヤとは、360年の歴史を有す松江城山稲荷神社式
年神幸祭の通称で、日本三大神事の一つで水の都・松江が
誇る全国最大級の船祭りです。
12年に一度、9日にわたって執り行われる神幸祭の見所は、
約100隻の船が大橋川と意宇川を舞台に、五大地と呼ばれる
地域の人々が色とりどりに装飾した櫂伝馬船に乗り組み、
松江市指定無形民俗文化財「櫂伝馬踊り」を勇壮に披露します。
最近では、3年前の2009年に執り行われ、弊社の近くにある
大橋川はたくさんの見物客で賑わいました。
松江ホーランエンヤ伝承館は、そのホーランエンヤのすばらしさを全国に伝え、次代へとつなげていく
伝承のための活動拠点として、様々な資料とともに感動を伝える施設です。
館内には、シアタールームや展示室、櫂伝馬船の1/2サイズの模型の展示など、ホーランエンヤの
見所が満載です。
カテゴリー:松江城周辺
2012年10月26日
松江大橋の源助記念碑
先日のコラムに「松江大橋の源助柱」について記載しましたが
今日は、詳しい内容を・・・
1607年 堀尾吉晴公が松江に移住する際、建設された「松江大橋」ですが
すんなり完成!とはいかなかったようです。
たくさんの人夫を動員して、架橋工事を進めますが、宍道湖から流れ出る
水量は多く、また流れも激しいため工事は難航したようです。
やがて『人柱を入れよう』という話になり、ある一日で、ある場所を最初に
通ったものを人柱にしようと決まったそうです。
そしてたまたま運悪く通りかかったのが、足軽の源助さんだったそうです。
源助さんは、捕らえられ、箱詰めにされて南から3本目の橋脚の下に
埋められたそうです 😯
その後、水神の怒りはやわらぎ、この架橋工事は終わり、今に至ります。
話は本当かうそか真相はわかりませんが、今も松江大橋南詰めは
源助公園として整備され、記念碑もあります。
先日は、通りかかったジョギングの方が立ち止まり、一礼をして
いらっしゃいました。
毎日何気なく通っている橋も様々な歴史があり、架橋に携わった方に
頭が下がる思いでした。
カテゴリー:島根県全域
2012年10月25日
撮影場所:大橋より
夕暮れどきの宍道湖
2012.10.24撮影
夕暮れどきの宍道湖、沈む夕日に照らされた
水面はこころに沁みいるものがあります。
撮影場所は、松江南北にかかる6つの橋のひとつ
「松江大橋」です。(写っているのはしんじこ大橋です)
「松江大橋」は全長138mで昭和12年(1837年)に完成しました。
(現在の松江大橋は、17代目だそうです)
初代は、1608年 堀尾吉晴公が築城の資材を運ぶために
建設されたと言われています。
(当時は「白潟橋」「カラカラ橋」などと呼ばれていたようです)
松江大橋は、いろいろな歴史がありますが、中でも有名なのは
「源助柱」です。
その詳細は、また後日・・・・(ちょっと背筋が寒くなるお話です)
358
カテゴリー:今日の夕陽
2012年10月22日
撮影場所:追手門駐車場
松江鼕行列前夜祭
2012.10.20撮影
松江鼕行列前夜祭は追手門駐車場で行われました。途中あちらこちらで太鼓・笛が鳴り響き、
前夜祭を盛り上げていました。会場では、3台の山車が、互いに競い合っているかのように
熱演の最中でした。中でもひときは目を引いたのは、廻りがゆったるりしたリズムに対し、
アップテンポのリズムに合わせ、山車の廻りを踊るパフォーマンスは見ていて楽しそうでした。
良く見ると、海外の人達も参加しておられ、一人納得した前夜祭でした。
翌日は15台の山車が街中を練り歩きました。
358
カテゴリー:松江城周辺
2012年10月18日
松江祭鼕行列 2012
今年も松江の秋を彩る伝統行事「鼕(どう)行列」が10月20日・21日の
両日に開催されます。
鼕(どう)行列とは、数十個の提灯や幔幕を張るなど各町内で工夫を
凝らして飾り付けた「鼕宮」という鉄の車輪のついた、屋根つき山車屋台に
1.2m~1.8mの鼕(どう)と呼ばれる太鼓を2~3台置いて、笛・チャンガラの
お囃子(おはやし)に合わせて打ち鳴らし、子供たち数十人で綱を引き
行列をするお祭りです。
歴史は古く、平安時代に京都で行われていた「佐義長」という正月行事が
もとで、松江(出雲)地方に伝わり、歳神行事「とんど行事」として、行われて
いました。
最近のような本格的な行事となったのは、大正天皇御大典のおりに各町が
競い合って大きな「鼕」と「鼕宮」を造り、数十町内が行列をしたのが
始まりだそうです。
(参考HP:(社)松江観光協会)
今年は15の町・団体が参加され、松江城周辺を賑やかに行列します。
詳しい通過予定時間・順路は下記をご覧ください。
カテゴリー:松江城周辺
2012年10月17日
撮影場所:縁結び大橋より
縁結び大橋lからの夕日
2012.10.16撮影
今日の一枚は、2012年3月24日に松江市内に完成した
縁結び大橋からの夕陽です。
「縁結び大橋」とは、松江市内を大橋側を挟んで南北にまたがる
6つの橋のひとつです。
橋の名称は、一般公募により決められ、たくさんの応募の中から
選ばれました。選定理由は・・・
~わかりやすく・親しみやすいこと~
~昔から関わりの深い南北の地域が橋で結ばれることによって、
様々な交流が盛んになる期待が込められている~
~橋には歩道もあり、人々が行き交うことで縁も結ばれる~
などだそうです。(島根県HPより)
松江の代表的な風景「宍道湖の夕陽」は、季節になると連日
宍道湖沿いにベストショットを求めるカメラマンたちで
賑わうほど有名ですが、松江市内南北をまたがる
縁結び大橋から見る、ビルの谷間に沈む夕陽もまた、
宍道湖畔の夕日スポットに勝るとも劣らぬ癒される、
夕日スポットです。
カテゴリー:今日の夕陽
2012年10月16日
撮影場所:新大橋より船着き場
アオコ状況
2012.10.16撮影
新聞に寄りますと、来夏から宍道湖の17か所で水質調査を行い、
アオコの発生メカニズムを解明すると報道がありました。当社も
アオコについて、日々、関心を寄せています。そのアオコも、
ここに来て、画像からお分かり戴けるほど、収束状況にあるようです。
以前でしたら、緑の絵の具を溶かしたような水で、どんなに浅くても
アオコで川底は見えませんでした。それが、水深50~100cm位でしたら、
見えるほどまでになりました。
どうか、このまま無事収束しますように祈るばかりです。
358
カテゴリー:宍道湖