しじみの学校コラム
2013年8月12日
嫁ヶ島参拝
本当にうだるような暑さが続いていますね。
昨日、あるイベントで嫁ヶ島に渡る機会がありました。
朝、8:30宍道湖岸の船着場より漁船に乗って、いざ出発!
結構波があったので、船はすごい揺れでしたが、無事に到着。
「嫁ヶ島の由来」
宍道湖に浮かぶ唯一の島で、東西に長く、全長110m、幅約30m、
周囲240mの扁平な形をしています。島の西側には弁天様を祀る竹生島
神社の小祠がり、東端には鳥居もあって30本ばかりの松が風情をそえて
います。
嫁ヶ島伝説には諸説ありますが、以下の説が有名です。
~昔、姑にいじめられた哀れな嫁が、あまりの辛さに耐えかねて里帰りを
した。
その時、急ぐあまりに近道をしようとして氷の張り詰めた湖上を渡っていた
とき 氷が割れてあっという間に宍道湖の中へと吸い込まれてしまった。
この様子を見ていた神様が哀れに思い、松江城下の灯りの見えるところに
嫁のなきがらと共に一夜のうちに島を浮き上がらせたと伝えられている。~
なんとも哀しい伝説ですね。
毎年、地元のNPO法人様などが、夏になると「歩いて嫁ヶ島に渡ろう」など
様々な企画を催され、野鳥生息場草地なども守りながら活動していらっしゃ
います。
皆様も機会があれば、ぜひ嫁ヶ島へ渡ってみませんか。
カテゴリー:宍道湖