しじみの学校コラム
2012年10月26日
松江大橋の源助記念碑
先日のコラムに「松江大橋の源助柱」について記載しましたが
今日は、詳しい内容を・・・
1607年 堀尾吉晴公が松江に移住する際、建設された「松江大橋」ですが
すんなり完成!とはいかなかったようです。
たくさんの人夫を動員して、架橋工事を進めますが、宍道湖から流れ出る
水量は多く、また流れも激しいため工事は難航したようです。
やがて『人柱を入れよう』という話になり、ある一日で、ある場所を最初に
通ったものを人柱にしようと決まったそうです。
そしてたまたま運悪く通りかかったのが、足軽の源助さんだったそうです。
源助さんは、捕らえられ、箱詰めにされて南から3本目の橋脚の下に
埋められたそうです 😯
その後、水神の怒りはやわらぎ、この架橋工事は終わり、今に至ります。
話は本当かうそか真相はわかりませんが、今も松江大橋南詰めは
源助公園として整備され、記念碑もあります。
先日は、通りかかったジョギングの方が立ち止まり、一礼をして
いらっしゃいました。
毎日何気なく通っている橋も様々な歴史があり、架橋に携わった方に
頭が下がる思いでした。
カテゴリー:島根県全域