2018年5月2日
しじみの学校・・・宍道湖のしじみについて
雨の一日・・・宍道湖・松江(しじみ漁休漁日)
ゴ-ルデンウィ-クも後半に突入しますが、
明日から晴れマ-クもでています。
しかし、強風にはご注意を・・・。
先月、徳島の河川で採取されたしじみ・アサリから
貝毒が検出されたとの報道がございました。
「宍道湖のしじみは大丈夫か」と、いくつかお問い合わせも
いただきました。
この貝毒プランクトンは、海水温度が上昇した時に発生するもので、
今回も河川に大量の海水が流入し、基準値より高かったことが
要因とされております。
弊社では、島根県水産課へ問い合わせを行なったところ
今まで宍道湖(汽水湖)のしじみでは、貝毒プランクトンの事例はなく、
日本海と宍道湖の中間にある「中海」では、定期的にモニタリング調査を
行なっており、直近の3月・4月でも貝毒プランクトンは発生していないようです。
島根県としては、この結果を踏まえ宍道湖では発生していないと
判断しているようです。ご安心ください。
今回、島根県水産課への要望として、問題が発生してからの検査ではなく、
未然に検査をしてもらい、安心して「宍道湖のしじみ」を
食べてもらうために、今回担当者へ提案したところです。
早速、島根県水産課より返答があり、
「ゴールデンウィーク明けに実施するようにします」と回答をいただきました。
結果が分かり次第ご報告させていただきます。
やはり、自然の産物ですから、気候の変動も年々様変わりしており、
常に弊社では、安心してしじみを食べてもらうために
研究を重ねていきたいと思います。よろしくお願いします。