2011年1月10日
昨年秋のしじみ資源量 “減”
車のフロントガラスにうっすら雪が積もる朝の・・・宍道湖・松江
10月8、9日に、島根大学汽水域研究センターと、全国各地の研究者による汽水域研究会の合同研究発表会があり、「宍道湖」をテーマにしたシンポジウムが行なわれました。
内容は以下の通りです。
しじみの資源量について、例年成長によって増えるが昨年は夏の「猛暑」の影響で、春と変わらなかったと報告されました。
前年秋と比較すると、3分の2の 4万1千トン。
猛暑でしじみが弱り、成長が鈍ったと推測され、飼育実験結果から、餌不足の可能性を示唆された。
また、昨年夏から秋にかけて大量発生した「アオコ」の発生原因の特定には至っておらず、今後解明に取り組むと発表されました。
弊社は引き続き、日々の入荷原料、宍道湖状況の変化に迅速に対応してまいります。
(2011年1月9日山陰中央新報掲載)